EIZOKの日記

興味のあるジャンルなら何でもブログにしていきたいと思います。実体験も交えて!

転職1回目までの道のり(2)

 

社内SEとしてのスタートは、もちろん私一人で始まった訳ではなく、私以外に私の同期や先輩、もちろん上司となる人の数人でスタートをきった。とは言え、私を含めてパソコンに詳しい人は上司以外ほぼ皆無。わずかに私の同期が知見をもっていたが、それでもSEとしてやっていくには十分とは言えない、そんな素人の寄せ集めだった。まぁ、社内で初めてシステム部門を立ち上げたのだから当然とはいえば当然だった。

ちなみに私は学生時代にPCの授業はとっていたがまだDOSの時代、かろうじてWindows95が入っていたような時世で、授業もそれほどまじめに受けていた訳ではなかった。また、入社当初営業で使っていたPCはMACだったので、Windowsメインはほぼ素人の状態だったので結構最初のうちは苦労した。

PCのピの字がわかるかわからないか程度のチームで始まったのはExcelVBAの学習からだった。多少基本的なWindowsの知識の詰め込みはあっただろうが、私にはこれが結構きつかった。なので毎日会社帰りに駅の本屋に寄り、マクロ本を何冊も読み漁ったりもした。もちろんVBAだけではなく、いわゆる会社のヘルプデスクな訳だからネットの知識やPCそのものの知識も必要だった。なので、NECのデスクトップPCを買い、懐かしいダイヤルアップ接続でインターネットの世界に飛び込み、時には電気街でPCパーツを買い自作PCも作ったりした。会社では、ファイルメーカーを使った日報やExcelVBAの自動表作成ツール、まだまだインターネットの黎明期だったので、ネット利用に関する社員のリテラシー向上のための講師をしたり、とここでPCに関する基礎を学んでいった。

そして約1年が経とうとしていたころ、最初の転職(正確には退職だが)を選択するきっかけとなる出来事が起こった。

 

続く